2017年9月21日木曜日

足元に注意 「チャノウンモンエダシャク」「バイバラシロシャチホコ」

 みわの足元に地味な蛾(が)さんがいました。
「チャノウンモンエダシャク」 Jankowskia fuscaria fuscaria 
シャクガ科エダシャク亜科
付近に茶の木はないので,ソメイヨシノなどを食べて(幼虫)いるのでしょうか。
櫛(くし)の歯状の触角が見えました。雄ですね。
翅を広げたサイズ(42mm)は大きめでしょうか。
「バイバラシロシャチホコ 」Cnethodonta grisescens 
シャチホコガ科
脚の綿毛が何とも。
***********
9年前:2008/09/14
ドッグランでクロラブさんと一緒に水分補給。

2017年9月18日月曜日

台風一過 ー 「セスジスズメ」

 九州,四国,本州を縦断して北海道に再上陸した台風18号は,各地に記録的な雨をもたらし甚大な被害を与えました。今日(18日)夜に温帯低気圧になりオホーツク海に抜けたようです。
午後の散歩の空。雄大な雲が。
排水路の黒いイモムシ。
「セスジスズメ」Theretra oldenlandiae
鱗翅目・スズメガ科
成虫は茶色の蛾(ガ)。三角形の翼をもち高速で飛び回ります。
ヤブガラシの葉を食べていたのでしょうか。
**********
(7年前のみわ:2010/09/12)お散歩に出発します。

2017年9月13日水曜日

酔う花 ー 「酔芙蓉(スイフヨウ)」

 酔芙蓉(すいふよう)の白い花がお隣の花壇に咲きました。
一日で花の色が変わります。まるでお酒に酔ったように。
「スイフヨウ」Hibiscus mutabilis cv. Versicolor アオイ科
朝8時。大きくきれいに咲きました。
ピンクに変わっていきます。午後2時。
赤い色が強くなって,花びらがたたまれてきます。午後5時。
翌朝はしぼんだままで,新しい白い花が陽に向かって咲いていました。
**********
お隣の花壇はここからも眺めることができます。

2017年9月7日木曜日

似ていますが  「タマガヤツリ」

ほぼ同じ場所に小型で穂の丸いカヤツリグサ類が咲いています。
この仲間は馴染みが薄いので。
「タマガヤツリ」 Cyperus difformis 
カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
葉の中央は溝になっています。
花穂の内側から色付いてきています。
もう歩きませんか。

2017年8月22日火曜日

 欄干の植物    「コゴメガヤツリ」

 橋の欄干のわずかな土に,様々な植物が顔を出します。
いま目立つのは”カヤツリグサ”。
三角の稜をもつ茎が面白い。
(ヤマトシジミと)
穂は線香花火のようですが ”カヤツリグサ”の仲間は種類が多い。
大昔の紙の原料となった「パピルス」もカヤツリグサ科。
「コゴメガヤツリ」Cyperus iria
カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
小穂の並びが平面的で,鱗片が短く先が丸みを帯びているので
「カヤツリグサCyperus microiria」と区別できるかと思いますが。。。
あまり顔を入れないように。

2017年8月17日木曜日

夏の花 「サルスベリ」

 夏の花はいっぱいありますが,「サルスベリ」は暑さに結びついています。はがれた木肌のせいでしょうか。散歩の途中にも庭木としてあちこちで見かけます。
 「サルスベリ」(百日紅)
Lagerstroemia indica ミソハギ科 落葉中高木
中国南部が原産。
花はこのひとかたまり。真ん中の黄色は雄しべ。花弁が6枚で縮れています。
花弁の根元は細い茎状。雄しべは外側にも6本伸び出しています。
雌しべは真ん中から伸びて先端が丸いマッチ棒のようです。
中央の雄しべは虫を引きつける囮り(おとり)。
外側の雄しべ。この花粉が受粉用で生殖力がある。
引きつけられた虫の背中にポンポンと付けるらしい。
************
(3年前:2014/08/24)
水遊びの見張りです。

2017年8月16日水曜日

ハーブとハエ ー 「ニクバエ」

アップルミントにはハエも集まります。
「ナミニクバエ」Sarcophaga similis 
または,「センチニクバエ」Sarcophaga  peregrina
ニクバエ科
花にとまると,腐肉や糞食性のニクバエも印象が変わります。
******************
「クロシャー」と一緒に。